ちょい足し、つまり純正にプラスアルファすることで機能性を向上させる当社のパーツを、”エクステンション” シリーズとして商品開発をしております。
コンセプトは純正プラスアルファであること、装着が簡単であること、機能が向上することです。そのコンセプトを支えてくれているのが真空成型という製造方法。軽くて、強くて、薄くて、精度が高く、見た目も純正と同等品が完成し、FRP製よりも優れている部分が多い手法です(もちろんFRPにはまた違った魅力があります)
第1弾はHA36アルトワークスのフェンダーエクステンションでした。
http://silkroad-jp.com/wpblog/2018/03/20/ha36-2/
そして、第2弾が今回のリアウイング。撮影協力をしてくださったのは千葉県のRASTYさん!
筑波サーキットを中心としたタイムアタックで有名な武闘派ショップ。JZX、FT86などのトヨタ車のイメージが非常に強いですが、ショップとしては色んなクルマに対応されています。そして、HA36アルトワークスも実はデモカーを制作して対応されておられます。なので、先日完成したこのリアウイングを、デモカー装着依頼させていただきました。
黒ボディにマットブラックなので、ぱっと見ただけではウイングが大きくなっていることに気づかない人も多いかもしれません。でもこの角度から見ると、アルトワークス所有者なら「え!?」となるはず。なぜなら純正は、ルーフ形状の延長のまま、地面にむかって垂れ下がっているからです。
このエクステンションは、さりげない角度のダックテール。
派手で大き目なウイングが人気であるアルトワークスで、あえて自然な装着感を目指しました。
純正形状を踏襲していますので、本当に純正と変わらない雰囲気でありながら、ノーマルと比較すると1.5倍くらいにサイズアップしています。
サイズアップしてダックテールにしていることで、確実にダウンフォースは向上しています。機能製はしっかりと発揮されています。
サイズアップしていながらも、ルーフの頂点とリアのバックドアよりも内側に収めているので、当然車検には問題ありません。
本当にさりげない一体感が出ています。というのも、派手なウイングはもちろん私も大好きです。けれど、大きいウイングは全体のバランスを考えると、車高を下げて、前後バンパーなどもエアロバンパーなどを装着しないと、似合わないことが多いのです。しかも、私のような高年式のおっさんになると、派手にすることに少し抵抗もある人はおられるはずだと考え、選択肢が少ない、小ぶりなウイングを作ることにしました。
すでにご装着いただいてるシボ黒のフェンダーエクステンション、そしてブラックボディと、マットブラックのウイングがすごくマッチしていました。
塗装費用もコストと時間の負担になると考慮し、今回は塗装できるABSタイプと、塗装不要のマットブラックを用意しました。マットブラックは純正の前後バンパーに入っている黒にかなり近いので、塗装せずともすべてのボディカラーにとらわれず、一体感が出やすなっています。
しかも、純正ウイングを取り外さず、上からかぶせて両面テープどめなので、装着も簡単で短時間で済みます。これでちゃんとダウンフォースが増加します。そして価格は¥29,800。サイズも通常送料で対応できる160サイズにギリギリ入っていますので、自宅への配送もほぼすべての宅配業者で可能。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2/exterior/ext_wex
当社は直接販売をしておりませんので、RASTYさんをはじめとする当社とお取引のある全国のショップ様でのご購入をおすすめします。
DIYも簡単レベルには入るとは思いますが、リアウイングは想像以上にダウンフォースを発生させており、装着が適当だと脱落などの危険な場面も想定されます。こういったプロショップだと、表面処理をしっかりと行いますし、何より両面テープが強力なので、私のように、スマホのフィルムすら気泡まみれにする不器用な人間が装着して、ずれたりすると目も当てられません。なので、こういったプロショップをコレを期に訪問してみて、デモカー見せてもらうなんてのもアリです。
さて! エクステンションシリーズは、第3弾がすでに準備に入っています。それは新型ジムニーのフェンダー!
第4弾もほぼ確定で、対象車種はS660! フェンダーでは無い商品を予定中!
どちらもご期待ください! 真空成型工場さまと打ち合わせが楽しくて仕方ありません!
さて、今回の関東出張、44Gのヨシタク社長と同行しております。この珍道中については明日から随時、アップしていきます。